産業機械・ロボット

産業機械・ロボット

これまで感知できなかった微細な振動も感知し、
エラー削減・生産の効率化を実現します。

労働者の手や指の動きの軌跡は容易にデータを取得し記録することが可能ですが、指先の触感データについてはかなり難しい計測となります。
そこで指先触感センサーが実現できれば、塗装面のゴミや溶接箇所の凹凸等の触感を利用した製造工程の改善、
柔軟物や不定形部品等の把持、移動等の生産ラインへの応用が可能となるため大きな期待を集めています。

また同様に加工機械における加工表面の荒れや加工精度の低下に繋がる刃物やベアリング等の寿命や劣化による加工時の微少な振動の変化も検知出来るようになります。
ワイヤー型の振動センサーは細く柔軟であるため、既設の製造設備や機器に対しても後から設置可能であり、より正確な刃物の交換時期の判断や不良発生の防止が可能となります。

更にロボットハンドにおいてもこの触感コントロールを実現し、様々なセンシング技術やロボット制御技術とのコラボレーションを実現していきたいと考えています。


ドリルに取り付け刃先の振動を検知。
予防保全、不良品削減に

超センサーは従来のピエゾ電線センサーに比べ省スペースで取り付けられるため、ドリルへの取り付けが可能です。
超センサーをドリルに取り付け刃先の振動を検知することによって、刃具の劣化、刃具の交換時期を知ることができます。
劣化した刃具を気づかず使い続けると、表面が荒れた製品ができてしまい、お客さまからのクレームに繋がりかねません。不良品やクレームを未然に防ぐためにも、刃先の状態を常に把握しておく必要があります。

またドリルの予防保全ができ、検査や不良品が減れば、コスト削減も期待できます。

不良品が出てしまった際も、振動の記録を見ることによって、後から検証することも可能です。

柔軟性を活かし、ロボットアームへの設置も可能

柔軟性が高い超センサーは、ロボットアームなどの複雑な動きにも対応可能です。
スペースを取らないため既に電線が多く通っていても大丈夫。現状に追加する形で設置できます。

ロボットセンサーに取り付けるセンサーは力覚センサーやロータリエンコーダーなどがありますが、力覚センサーは対象物が非常に軽いものだと、持ってるのか、落としているか、判断ができません。またロータリエンコーダーは振動がとれないなど、それぞれ検知しきれない部分があります。

ロボセンサー技研の超センサーは、0001Nの力も見逃さない高感度センサー。
力覚センサーやロータリエンコーダーが検知しきれなかった振動もお任せください。

耐水性・耐油性・耐屈曲性で工業用途にも利用実績あり

製造の現場はオイルや水を多く使うため、センサーにもそれらに耐える力を求められますが、超センサーはPVCに覆われ耐水性・耐油性があるため、どんな現場でも安心して導入いただけます。

また繰り返し圧し潰し強度 10万回繰り返し≧50kg を記録するなど、長くお使いいただけることもメリットです。

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